「中国の不思議な役人」誕生日編

みなみな様、本当にご無沙汰しておりました。お元気でしたでしょうか。わたくしはもういろんな事がありすぎてここでそのすべてを書いてしまうと読み終えるのに1時間くらいかかってしまう分量になると思うので今回は“誕生日”をキーワードに近況をお届けしていこうと思っております。

さて、まず「中国の不思議な役人」本番初日は熱気ムンムンで開幕しましたが、この日はパルコ劇場のHPを日々更新しているOさんの誕生日。3×才になったそうです。めでたいですね。そこで当然のごとくパチりと1枚。私の中では動画師匠と心の中で勝手に決めさせていただいております。
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稽古場でも誕生日の方が3名も。夏未エレナさん、田島優成さん、そしてスタッフのFさん。8月はめでたい月だったんです。

劇場に入り、岡田あがささん。そして小野寺修二さんとまたまた誕生日の方がいらっしゃいました。もうここまで来ると私も気合いがはいってきてしまいます。最近覚えたiMovieで動画を夜なべして作ったのです。が、プロジェクターでの投影がなぜか反転して、なんの映像なんだか微妙に分からないというわたしにありがちの結末に。残念です、本当に。なんでですかね、この不幸のふりかかり方は。

ラミネーターって知ってますか?みなさん、飲食店でよくペラっとしたメニューがパウチされて見た目がきれいに見えるようにするための機械の事です。分かります?

あれも私が使っていたら壊れたんです。なぜか。まぁ、なんとなく理由は分かってはいるのですが、公表すると怒られるので「なぜか」という事にしておきましょう。その大破したラミネーターを完全に分解してみました。
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あー、うだうだと書いていたらもう終演時間っ!!

ドロンっ!

今日、残念ながら反転してしまった映像をここに掲載しておきまーす。

公演情報詳細はこちら
http://www.parco-play.com/web/page/information/fushigi/

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初日続々!

11日(金)にはル テアトル銀座にて「美輪明宏音楽会<愛>2009」と新国立劇場 中劇場にて英国ロイヤル・オペラ・ハウス版「兵士の物語」が、昨日12日(土)にはパルコ劇場にて「中国の不思議な役人」がそれぞれ初日を迎えました!

英国ロイヤル・オペラ・ハウス版「兵士の物語」は、アダム・クーパーウィル・ケンプの競演!ということで、バレエやダンスに造詣の深いお客さまがたくさんご来場していたように見受けられました。公演パンフレットやオリジナルグッズをお求めのお客様で初日は物販コーナーが大混雑になってしまい、一部のお客様には大変ご迷惑をおかけしてしまいました。申し訳ありません。
公演パンフレットは2000円、オリジナルトートバッグとのセット(2500円)もございます。
ほか、Tシャツやマフラータオル、シューズポーチなどのオリジナルグッズも充実していますので、ご来場の記念にぜひどうぞ!

「美輪明宏音楽会<愛>」は、今年も名曲揃いの、ファンならずともたまらないラインナップとなっております。毎年各地方で巡演されている「美輪明宏音楽会<愛>」ですが、最新の演出・曲順でお贈りするのは秋のこの公演ということで、この日もニュー・バージョンをご覧になるべく、たくさんのお客様がご来場くださいました。
ロビーの床も、一面華やかな赤いお花の模様に大変身!さて、いつもの床はどんなでしょう?
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ロビーには他にも、「毛皮のマリー」の公演の時に場内を彩った蝶が飾られていたり、とにかく華やかの一言です!
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これからご来場される方は、ぜひロビーもじっくりとご覧ください。もちろん、美輪明宏さん著作本やCDなどの販売もございます!

そして昨日の「中国の不思議な役人」は、生粋のテラヤマファンらしき方から若い演劇ファン、キャストのファンの方など、とにかく「どんなものが見られるのか」と楽しみに来られた方が多かったようで、開演前にはただならぬ緊張感がありました。
私も初日の舞台を見ましたが、ひとたび暗転して芝居が始まるなり、あっという間にそこが渋谷であることさえ忘れて引きこまれてしまいました。ただただ強烈なインパクトに圧倒されていたら1時間半があっという間に過ぎてしまった、という印象です。
寺山修司さんの世界観と美しい言葉が、白井晃さんの手によってさらに研ぎ澄まされて、アングラでありながらとても洗練された舞台でした。
寺山さんの演劇をご存じない世代の方にもぜひ観ていただきたいと、本当に思います。
(学生の皆さん、チケットぴあでは学生券の販売もございますのでぜひ!)

上演時間は約1時間40分と短いのですが、キャストとミュージシャンで20人以上が出演するこの舞台。スタッフも合わせて、初日パーティはいまだかつてない大混雑となりました(笑)。
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いつもは使わない受付カウンターにまで食べ物が!
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「中国の不思議な役人」は10/4まで上演中!
劇場ロビーでは明日からサウンドトラックCDも販売予定!(初日に間に合いませんでした…すみません。初日と本日はご予約を受付しております。入荷次第すぐにお送りさせていただきます。)
ほか、「青ひげ公の城」をはじめとするパルコ劇場DVDシリーズや、寺山修司関連書籍なども販売しております!

いずれも当日券情報などは各公演詳細ページをご覧ください
いよいよ秋本番です!渋谷・銀座・新宿へ皆様足をお運びください!

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「中国の不思議な役人」まもなく初日!

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sign03近日初日
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パルコ劇場「新」スタンダードシリーズ
「中国の不思議な役人」
作:寺山修司 演出:白井 晃
2009年9月12日(土)~10月4日(日)
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※[9/10場当たり稽古より]
公演情報詳細はこちら
http://www.parco-play.com/web/page/information/fushigi/

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「中国の不思議な役人」通し稽古編

みなみな様、本日の一日はいかがでしたでしょうか。私は夏はすっかり終わったと思って厚着をしてしまい、ゆでタコ寸前のところまでいってしまいました。本当に最近の天気はよくわからないのですがどうしたらよいと思いますか?誰か教えてください!

さて、本日はほんとに一直線に行きますよー。

本日は超特別編です。なんと!「中国の不思議な役人」通し稽古の映像をダイジェスト版でお送りさせていただきます!!ほんとですよ、嘘ついてませんからね。クネクネと大分回り道をして近況をお届けしてまいりましたが、遂に実際の稽古の様子を写真ではなく、映像でお届けするのです。大サービスですね。特売日ですね。

先日よりグングンとリンゴ族になってきているんですが、遂に初めて使ったソフトでダイジェスト版なんて作ってみました。すごいですねMac、やりますねMac、梅干し大の脳みそでも使えるようになってるんですから。たいしたもんです。

ちなみに「狭き門より入れ」も本日で無事千秋楽を迎え、ただいまより「中国の不思議な役人」の搬入が始まります。

ワクワクしてます、純粋に!!

ではどうぞ!!

公演情報詳細はこちらから
http://www.parco-play.com/web/play/fushigi/


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「中国の不思議な役人」稽古場編②

みなみな様、ご無沙汰しておりました。本日はいかがお過ごしでしたか?随分とご無沙汰してしまったように思えますが、私はここ2日間ずるずると休んでいたわけではありません!しっかりと今作「中国の不思議な役人」をより深く理解すべくきっちりと行動していました!!

まず1日目は横浜中華街に颯爽と潜入し、水餃子に小龍包に青椒肉絲に皮蛋(ピータン)にフカヒレスープに青島麦酒に紹興酒と全開で中華を満喫し(理解するためです!)、その後、偶然新店OPENの厄除けのために爆竹で爆音を鳴らしながら中国式の獅子舞が踊り狂うイベントに遭遇し、当然のごとく共に舞い(理解するためです!)、その興奮した足で山下公園まで行ったら「船が出るぞー!」と言われたので勢いで乗船し(個人的衝動です!)、帆の先端に立って映画「タイタニック」のうっとりとする名シーン……ではなく、荒々しく「アイム・キング・オブ・ザ・ワールド!」と叫び倒したら船の周りを優雅に飛ぶカモメの微妙ないやがらせにあい(フンとか降ってきました)、さらに追い打ちのように船上デッキに降ってきた雨に気持ちが萎え、無念の横浜。「ぶるーらいとよこーはまー」とブルーにつぶやきながら帰ってきました。あ、そういえば確かに横浜ってブルーライトな街ですね。今気がつきました。私は初めて行ったのですがみなさんは行った事ありますか?私はお恥ずかしながら初めて行ったのですよ。でも行った事がある気になっていたんです。

神戸に行った事がある方はお分かりになると思うのですが、神戸にも中華街はありますよね。で、「中華街」「港」「景観」どれもすごい似てません?私から言わせれば似すぎていて困ってしまうくらい似てましたもん。で、神戸も横浜も駅名が「元町」つながりなんですよ。だから横浜の「元町・中華街」の駅を降りて中華街に入った時に「・・・なんだかイメージが違うな。」とか感じていたのです。大分経ってから「自分は横浜の中華街には来た事がなかったんだ」と気づき愕然としたのです。記憶って頼りにならないものです。残念ですね。まぁ梅干し大ですからしょうがないですよ。しかしなんで港の傍には中華街なんだろうか。

そして中国っぽさをより深く理解して望んだ稽古休み明けの2日目。この日はおとといの通し稽古の返し稽古だった為、ずるずると私の時間が過ぎていってしまいました。決してさぼっていたわけではありませんよ。通し稽古っていうのはある程度、細かい部分を修正しつつ、その成果をまとまって通し稽古でどう反映されるかを見るのですから、実はこういう小返しが本当に大切なのです。断じてさぼっているわけではありません。

そして本日は昨日の小返しをさらにつめた後に2度目の通し稽古。1回目の通し稽古から各段に精度が増しているのです。本当か?と疑う方のためにわたしはこちらの写真を撮って参りました。

みてください。エミ・エレオノーラさんはこんなに戦闘能力が上がってます。

期待大ですね♪

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いよいよ本当に「パルコの不思議なブログ」になってきました。

いつ打ち切りになるか分かりませんが、次号をこうご期待!!

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ニュース!!
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公式サイトの「more info」ページに1977年初演時の公演情報詳細がUPされました!
当時のチラシ画像や舞台写真も公開されておりますので是非ご覧ください!!
http://www.parco-play.com/web/play/fushigi/1977.html

公演情報詳細はこちら
http://www.parco-play.com/web/play/fushigi/

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「中国の不思議な役人」稽古場編①

みなみな様、昨日の台風もどこかへすっ飛んで行ってしまいました。晴天でしたね今日は。私は雨の後の晴天により大量発生した蚊にさされすぎて今、貧血状態になっているところです。A型なので蚊にだけは好かれてしまうのです。残念ならないですね。かゆいですね、ほんとに。

今日「中国の不思議な役人」の稽古場では初の通し稽古が行われました。8月の頭から細かく、細かく作り上げてきて、やっとその断片がすべて繋がって全貌が見えて参りましたよ。

さて、恒例の私事コーナーです。大丈夫ですか話して?必要のない方はすっとばして構いませんからね。私は現在、30歳になったばかりなのですが30歳になると自分の体に今まで起きなかった現象が現れ始めます。知人から「30になると……」とよく言われていたのですが、本当でした。年齢っておそろしやです。

・まず一昨日。顔が腫れていました。一瞬リンゴ病!?かと思ったのですがまったく違いました。さらっと違いました。口内炎ができていたのですがそれが元で顔にも表れてきてしまったようです。想定外その1です。

・一度体調不良になった症状が3日続きます。ビタミン剤や正露丸をとにかく飲んでみるのですがいっこうに治りません。想定外その2です。

・以前は深夜に夢中になってむさぼるように観ていたYoutubeにもブレーキがかかるようになってきました。おかげで朝元気です。想定外その3です。

・Macなんて!と思っていましたが今ではすっかりとリンゴ族になってしまいました(リンゴ族って微妙な響きですねしかし、槍にリンゴ突き刺してそうな雰囲気を思ってもらえればまず間違いないと思います。そうです、そのイメージです)。せっかく朝元気になってきたのに今夜からはMacの使い方をマスターしなければならないので結局、朝しんどくなるかと思うのです。想定外その4です。

……いつの間にか体の症状の話でなくなってしまいました(悩)

気持ちを切り替えて本日の通し稽古のお話へ。白井晃さんの通し稽古前の「初の通し稽古なので段取りも大事ですが、しっかりと役の狂気も持って臨んでください。」との声で慎重かつ大胆に、現実と虚構の世界が稽古場の体育館の中いっぱいに広がりました。「中国の不思議な役人」のタイトルロールを演じる名優:平幹二朗さんをはじめ、さすが凛々しい女将校役を堂々と演じる秋山菜津子さん、休憩中はゆるーっとしていながらも舞台の上に立つとしっかりと周囲を統括する岩松了さん。そして本格的に稽古に参加となって体育館がビリビリと揺れるくらいの迫力あるサウンドを上乗せしてくれるミュージシャンの宮本大路さんにスティーヴ エトウさん。(ほんとすごい揺れてるんです!)

これだけ見どころがいっぱいあるのに本日の通し稽古の時間は1時間40分。みなさん!やりましたよ!やはり1時間40分だったのです。イメージの応酬というか、パズルのピースと言うか、現実の合間に垣間見える祝祭的イメージというか、とにかくテラヤマ・ワールドって面白いのです。そして多くの方がご存じのテラヤマ・ワールドの要素とはまた違うコンセプトを持って創っているのでこれは新しいテラヤマ・ワールドと言ってよいのではないでしょうか。

本番が実に楽しみです。

そういえば近々、パルコ劇場の下の看板に今回のチラシとはまた違ったビジュアルの看板が登場します。是非通りかかった際にはご覧になってくださいね。

あ、まじめに話がまとまりましたよ今日は!やった!!

明日は稽古がお休みなので私は青森の寺山修司記念館か、夏休みが終わり、きっとガラガラの“としまえん”のどちらかに行ってこようかと思います。

そのレポートはまたの日に!!

本日の通し稽古の断片を1枚!!

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公演情報詳細はこちら
http://www.parco-play.com/web/play/fushigi/


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「中国の不思議な役人」私事編

みなみな様、本日はものすごい雨ですがご無事でしょうか。今日みたいな状況の事を「雨飛(うひ)」というようです。「雨が風に吹かれ激しくふる事」。びったしですね。私は稽古場に行くのに雨飛によって身も心もグショグショになりました。たぶん、間違いなく風邪を引くだろうと思います。明日あたりに。

さて、毎日毎日本題に私事ばかり挟んでしまい、恐縮ですが、寺山修司さんの事は大分お分かりいただけたと思いますので、本日はちょっと一休みして、めいいっぱい私事で記事を埋め尽くしてみたいと思います!!

ジャックです。私事(わたくしごと)ジャック!

昨日突然プロデューサーからMacBookを支給されました。ドンっと机に置かれ、「これを使いなっ!」って感じに。ここ最近、私はiPhoneを使用し始めてウキウキしていたのですが、iPhoneが持つ力をすべて発揮させるためにはどうしてもMacの存在が必要不可欠に思えてきてしまった私がいたのです。私は長年のWindowsユーザーでした。身も心も。みな様はいかがですか?私はガンガンに揺らぎました、iPhoneを導入してしまったばっかりに。いわゆるリンゴ病(Appleマークの事ですよ)にかかってしまったのです。リンゴ→津軽リンゴ→青森→寺山修司。連想ゲームにより、微妙につながりましたね、この話題。

ちなみにこれが支給されたMacBookです。
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そういえば、「中国の不思議な役人」についてWikipediaで興味深い話(あらすじ)が書いてあったのですが、今日は私事ジャックの日なので後日お知らせしたいと思います!!こんなんでよいのでしょうか。自分でも不安です。完全に横道それてますよね本質から。

さて、仕切り直しまして、「雨飛」にはもうひとつ意味があります。

――雨が風に吹かれ激しくふる事。またそのように激しく物が飛んでくること」

今、私にMacBookを支給したプロデューサー(この方は完全にリンゴ病にかかっています。ほっぺた真っ赤っかです。apple)が稽古場にやってきました。来る時に傘がどこかへぶっ飛んで行ってしまったようです。周りの方へ迷惑がかかっていないか実に不安です。きっとこんな事を書いている事がバレたら雨飛のように物が飛んでくると思います。私は今、その真横でこのブログを書いています!ビクビクしながら。今、真横でこうして書いている私の恐怖をお分かりでしょうか!皆さん!!バレたらきっと雨飛のように物が飛んできます。でも、大丈夫です!!今、隣で電話していますので・・・。でも私事しか書いていない事がバレた時のためにWikipediaページをここにやはり記載しておこうと思います。保険として。

http://ja.wikipedia.org/wiki/中国の不思議な役人

今回の「中国の不思議な役人」をご覧いただく方は是非ともこちらのあらすじ部分も読んでみていただければと思います。読んでみると実にグロテスクなあらすじなのですが、そのグロテスクさが現代を創るクリエイターによってどんな「中国の不思議な役人」に生まれ変わるのか。乞うご期待です。よし、なんとかまとまりました。ドロンっ!dash

公演情報詳細はこちら
http://www.parco-play.com/web/page/information/fushigi/

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「中国の不思議な役人」寺山修司編③

みなみな様、本日も変わらず暑い一日でしたが、いかがお過ごしでしたか?

ここ2日間の反省をしまして、わたくし本日は皆様をじりじりとさせずにさくさくっと「中国の不思議な役人」の魅力を綴っていこうと思っている次第でございます。
今日は、故・寺山修司さんが肝硬変に倒れ、47歳にしてお亡くなりになられた際の青山葬儀所での様子を収めた動画をお届けしようと思っています。

この動画は私の大好きなYoutubeから引用させていただいているわけですが、ひとつだけ注意点があります。それは昨日、掲載した動画よりも全体の音量が低めなので、できればイヤホンを使用して音声をお聴きいただければと思います。映像を見る際は、なによりもファーストインパクトが大事と思っている私なので、是非ともイヤホンをご用意いただきたい。はっきりとそう申します。聴き取れなかったらもったいないですから。ファーストインパクトなどと英語を使ってみてしまいましたがうーん、第一印象ですかね。第一印象が悪いと何事もうまく行きません。私なんて大抵第一印象が悪く、後で「いい人だったんだね。」と言われてしまいます。いい人かどうかはまったく分かりませんが、お見合いにしろ、顔合わせにしろ、良い印象を与える事はとても大事な事だと思います。お見合いの第一印象は特に大事ですよきっと。個室ですから、二人きりですから。

あぁ、また話がどこかにそれてしまいました。でも、もうひとつだけ。

「顔合わせ」というものが存在します。この顔合わせとは今回の作品を作るにしても、別の作品を作るにしても必ずあるものなのですが、何回やっても緊張します。なぜならばお稽古が始まって、公演本番の千秋楽の日までほぼ毎日、顔を合わせる方々との初対面の日だからです。ここですべてが決まると言っても過言ではないのでしょうか。

先日も申しましたとおり、わたしには梅干し大の脳みそくらいしかないので、演出の白井晃さん、そして平幹二朗さんの顔ぶれに胸が躍る余裕もないまま、「あー、白井さんだぁ」「あぁー平さんだぁ」と見入ってしまうばかりです。今回の「中国の不思議な役人」のプロデューサーがどんどん進行していき、人と人を結び合わせていきます。もうここから作品作りは始まっているんですね。初めて会うキャスト、初めて会うスタッフ。すべての人がそれぞれの役割を積み上げ、一致団結し、物が作り上げられていくその最初の空気と言ったらたまらないものです。きっとこれは寺山修司さんが「中国の不思議な役人」の初演を創作した際も同じものだったと思います。時代は過ぎても本質は色あせず。……今ちょっとだけいい事言いましたね、私。

話は戻りますが第一印象。ファーストインパクト。ん?違うか、ファーストインプレッション???あ、今辞書で調べてみたら、ファーストインプレッションでしたね。何がなんだかわからなくなってきました。くそ。ここまで書いてしまったので発言は取り消しません!

やはり回り道をしてしまったようです。本当にすみません。

どうぞ!

公演情報はこちら
http://www.parco-play.com/web/page/information/fushigi/

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「中国の不思議な役人」寺山修司編②

みなみな様、本日はいかがお過ごしでしたでしょうか。
わたくしは皆様にこの「中国の不思議な役人」をもっとよく知っていただくべく、4時間くらいかけて(本当か?)寺山修司の姿に迫ってみました。さっそく、さっそく観ていただきたいと思います。

この動画をご覧になっていただくと、寺山修司さんをご存じなかった方でも一気にどんな方だったのかがよく分かります。Youtubeって便利ですね。私はいつもパソコンでYoutubeを観まくっているんですが、みなさんは活用されていますか?個人的な話ですが、最近iPhoneという文明の利器を手に入れたのです。実はこのiPhoneでもYoutubeは観れるのです!すごい!それであまりにも観すぎていてすぐに電池がなくなってしまい、よく大切な電話を逃します。残念ならないですね。本当に残念ならないです。


──映像の中で寺山修司さんはこう言っています。

「僕は物語を中断してしまわないと気がすまない」

「物語が完結してしまうと観客の中に余白が残されない」

「物語は半分作ってあとの半分を観客が補完して一つの世界になっていく」



そうなんです。前回ご紹介した名言「どんな鳥だって想像力より高く飛ぶことはできないだろう」と言っていた言葉の意味がまさにそこにあるのだと思います。我々は鳥より高く飛べるのです。私もその言葉を受けて、今日はマンションの屋上から飛んでみようかなとちょっと思いましたが、すぐに思いとどまりました。あぁ、寺山修司さんの言葉を完全に理解できていない事に今、気が付きました。すみません。
気を取り直してひとつ。お芝居を観に行くと上演時間の平均は約2時間という感覚があったりする人が多いのではないでしょうか。「違うよ」と言われたらそれまでなんですけど……。寺山修司さんの脚本は上演すると1時間40分という長さのものが多い気がするんですね。それはつまり、物語はその時間では完結していないという事かと。余白を私たち観客が鳥よりも高く飛べる想像力を持って、寺山修司さんの書いた本を補完するという事です。あー、すごいですね。感動です。果たして当たってるんでしょうか微妙なところです。

でも、白紙のページに私たち観客の想像力を描き足してこの「中国の不思議な役人」を観る事ができるとすれば観ていただける方の数だけ物語が出来上がるという事ですね!それは当たってる気がします。なんとか。

そうこう話をしているうちに、冒頭で「さっそく観ていただきたいと思います。」と言っていた動画を掲載しそびれました。横道王ですね、「パルコの不思議な横道」。

では、どうぞ!

「中国の不思議な役人」寺山修司編

みなみな様、これから「中国の不思議な役人」の様子を一から十までお知らせしていきますので千秋楽までよろしくお願いします。制作部はこのブログを書くためにいくらでも徹夜して書く所存でございます。書きすぎて書きすぎていつの間にか「パルコの不思議なブログ」などと呼ばれないようにやっていきたいと思っています。はい、要注意ですね。

まずはこの作品と作者の寺山修司氏の説明からです。

この「中国の不思議な役人」は、パルコ劇場当時まだ西武劇場だった頃に(32年前の話です!)故・寺山修司氏が自身の作・演出で上演した、パルコ劇場の歴史を語る上では欠かせない伝説的な作品なのです。その当時ではもう前衛中の前衛。

寺山修司という方は1935年に青森県で生まれ、詩人、劇作家、演出家、映画監督、競馬評論家(!)など多岐に渡るその活動から「職業は寺山修司」という名言を残した人物なのです。

「職業は寺山修司」だけでなく「どんな鳥だって想像力より高く飛ぶことはできないだろう」という名言は今でも多くの人の心に残るもの。

最近では若い世代(私も若い世代の部類と言えばそう。否、若いです。)でも「こんなに素敵な言葉を書く人がいたんだ」と注目を集めているんです。私も素敵な言葉を書きたいのですが、いかんせん素敵というよりも“素の自分的”な意味の“素的な言葉”しか梅干し大の脳みそからは出てこないのがなんともすっぱいところですね。もう少し頭をきっちり動かさなければならないのだと思います。

注意していたつもりが早くも「パルコの不思議なブログ」になりつつあります。bombbombbombimpact

気持ちを切り替えて、演出の白井晃さんのコメントムービーをご覧ください!
http://www.parco-play.com/web/play/fushigi/movie/01.html

公演情報詳細はこちら
http://www.parco-play.com/web/page/information/fushigi/

(kt-e)

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