「博覧會」トークショーレポート! その1:女優さんチーム編

ただいま東京グローブ座で絶賛上演中の「博覧會~世界は二人のために~」
初日の4月9日には女優さんチーム、13日には男優さんチームと2組に分かれて終演後にトークショーが行われました。
その模様を2回に渡り、ちょっとだけご紹介します!

まずは4月9日。女優さんチームのトークショーです。
終演後にも関わらず、たくさんのお客様が席に残ってくださいました。
司会の呼び込みによって、篠井英介さん星野真里さん千葉雅子さんの順で登場。
えっ、女優さんチーム?篠井さんがいるのに?と思われた方。それでいいんです。

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司会はマイクを使いましたが、もちろん役者さんたちはマイクなし!
それでもきちんと後ろの方まで声は届いたと思います。ドア付近で聞いていた私にも十分聞き取れました。

進行は篠井英介さんにお任せして、トークがスタートしました。
「アフタートークがあるということで緊張している」と言って笑いを誘っていた千葉さんは、出演もされることになったいきさつや、企画当初と仕上がりの作品の違いなどについて赤裸々に語ってくださいました。
星野さんに初日を迎えての感想を聞くと、前日のプレビュー公演で緊張しすぎて冒頭のシーンで台詞が飛んでしまったことを告白!実際は5秒くらいだったのが、1分間くらいあったように感じたそうです。
星野さんと池田さんが最前列近くでお芝居をする場面があるのですが、篠井さんが最前列のお客様に「いい席だったでしょう?割増料金いただきたいくらい」とおっしゃり、場内爆笑!

また、役者さんが決まってから千葉さんに脚本を書いていただいたということで、今作はほぼ当て書きだったということが明らかになりました。
女形を活かした役を、というのは篠井さんのリクエストだったとか。
篠井さんも星野さんもほとんど共演は初めての方ばかりだったそうです。でも最初から仲が良いカンパニーで「ケンカとか殴り合いもなかった」と篠井さん。あっては困ります!
ちなみに星野さんは最初、大谷さんの声の大きさにびっくりしたそうです(笑)。

劇中、篠井さんは荒川さんと星野さんのラブシーンがお気に入りだそうです。荒川さんが取材で「二枚目役もできる」と言ってしまったのがきっかけだそうで、稽古場でも演出の池田さんに「お前できるって言ったじゃないか」と喝を入れられていたとか。

演出家・池田成志さんについては、星野さんは以前に共演したときの印象とは違い、演出は意外に厳しくて、でも作品への愛情がこもっていて、作品について真剣に取り組む中で一役者として扱ってくれるのが嬉しかった、とコメント。
千葉さんは池田さんとは同い年ながら演劇の世界では先輩ということで、最初のうちは緊張したそうです。自分が書いたものを演出されて、さらに出演者として演出を受けるということについては、あらかじめ何度もミーティングを重ねてアドバイスももらっていたので、お任せしたという、作家と演出家の信頼関係を垣間見せました。
篠井さんは池田さん演出の第一印象を「細かいわー」と思った、とバッサリ(笑)。でも緻密なのが大事な芝居なのでそれが良かった、と持ち上げつつ、あとは成志さんが役者としてやりこなしてくれれば、とさらにチクリ(笑)。直前にお稽古に参加されたので公演のはじめの方はたまに目が泳いでいたそうですよ。東京公演も半分をこえた今はもう大丈夫だと思います!

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その後は質問コーナーに。
「世界は二人のためにの「二人」はどの二人をさしているのですか?」という千葉さんへのご質問に、千葉さんは「二人という関係性は、このお芝居の中で父と娘、恋人同士、師匠と弟子、古い関係の男と女など色々あるのですが、そんな様々な一対一の関係を指していると思っていただければ」と回答。なるほど!

次の質問は台詞に関係してくるので、念のため反転しときます。
終盤の「芝居を続けてね」という台詞が印象に残ったので、千葉さんがその台詞を書いたとき、星野さんがその台詞を言うとき、篠井さんがその台詞を聞いたときにどう思ったかを伺いたい、というご質問。
千葉さんは「ひとつのことを続けていこうとする時には、いつだってやめることができる危機を孕んでいるわけで、意外と勇気がいる台詞でした。祈りみたいな気持ちです」と回答。
星野さんは「今は自分は一員ではないけれど、今まで育ってきた世界で、大切な人たちの無くてはならないものが無くなってしまうかもしれない時に、自分がしたいことを置いても無くさずにいてほしいという気持ちでやっています」と役に入り込んでのコメント。
そして篠井さんは「重い台詞ではありますよね。我々にはちょっと恥ずかしいくらいの台詞。それを(星野)真里ちゃんの口から通して言っているのが大きい。篠井英介や大谷さんだと「おいちょっとやめろよ」となるけど(笑)、清々しい真里ちゃん(蝶子)に言われるのがグッとくる。矢がぴしゃーんと刺さるが如く!」と星野さんならではの説得力があることを解説されていました。

キャストの皆さんのトークが聞けて、質問もできて、かなりお客様にとってはお得感のある企画になったのではないかと思います!

続いての13日の男優さんチームトークショーはまた次回!
「博覧會」は21日まで東京グローブ座で上演中です。毎日当日券もご用意しておりますのでぜひ劇場へお運びください!

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「博覧會」プレビュー初日レポート

本日は「博覧會~世界は二人のために~」初日です!
昨日は一足先にプレビュー公演を行い、沢山のお客様が東京グローブ座にお越しくださいました。

本番中の客席では、冒頭から笑いが起き、抱腹絶倒というよりは登場人物たちのやりとりが微笑ましくてニコニコして観てしまうというような、温かい空気に満ちていたように思います。
終盤は篠井英介さんの美声に思わず拍手が起きるという一場面も。どんな場面なのかは、観てのお楽しみです!

ちなみに公演のパンフレットはミニサイズで、角がまるくてすごく可愛いデザインです。
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1000円というプチプライス&もちろん中身も凝っていますので、ぜひご観劇の記念ににどうぞ!
週明けにはパルコ劇場オンラインショップでも販売開始の予定です!

終演後はプレビュー初日の上演を祝って&翌日の初日の成功を祈って楽屋で初日パーティが行われました。
今回東京グローブ座をお借りしているということで、我々にとってはアウェイなのですが、パルコ劇場スタッフが頑張って立派なパーティになりました!
ちょっとパノラマ的で申し訳ないのですが、乾杯時の写真がこちらです。(乾杯の後に拍手してます)
千葉雅子さんだけちょっとライトが暗くなってしまいました…すみません…。
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「博覧會~世界は二人のために~」は21日まで上演中!
詳しい公演スケジュールはこちらをご覧ください。
上演時間は約2時間10分を予定しておりますが、昨日は2時間ほどでした(笑)。途中休憩はございません。
今日は終演後に女優さんチーム(なぜか篠井さんも女優さんチーム)のトークショーがありますが、13日(火)には男優さんチームのトークショーもございます。

毎日当日券ご用意してお待ちしております。
どうぞ東京グローブ座にお越しください!!

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「博覧會~世界は二人のために~」いよいよ始まります!

前日まで寒かったのが一気に春の陽気に戻りました。
快晴の下、「博覧會~世界は二人のために~」本日プレビュー初日を迎えます!

会場となる東京グローブ座では、午後早々から前半30分ほどをプレス向けに公開上演し、その後に池田成志さん荒川良々さん星野真里さん篠井英介さんご出席で囲み取材が行われました!
今回、一問一答の内容をなるべく忠実にアップします!

Q:プレビュー初日を迎えて、今の心境は?
篠井:楽しいお芝居なので、エンジョイしています。我々舞台に上がっている人間が楽しそうなのがお客様に伝わればと思います。
星野:あっという間にこの日が来てしまったなあ、という感じです。時間がもっとあったらいいのにと思いますが、お客様が楽しんでくれたら嬉しいです。
荒川:楽しくやってます。(どんなところが楽しいですか?)演じるということが…。(一同笑)
池田:今日からいよいよお客様が(客席に)入るので、期待半分不安半分です。たぶん喜んでもらえるのではないかと思います。

Q:稽古場の雰囲気はいかがでしたか?
篠井:和気あいあいですよ。私と大谷さんは「あんな時代に生まれたかったね」という感じでやっています。お若い方々が昭和の古き良き時代の雰囲気をすごく良く出してくださって、そして現代的な味わいもいっぱい出してくださっているので、共演者としては若い人たちを見るのがすごく楽しいです。
星野:さすがに当時のことは全然知らないので、千葉さんや成志さんや篠井さんに色々教えていただきながら、みんなで意見を出しあったり、いろいろ勉強になっています。
荒川:僕も本当に勉強勉強で。本当に勉強させていただくことからはじまりました。(例えばどんなことを?)喋り方であるとか。今の現代人と違ってはっきりものを言うとか。語尾をしっかりとか、大きな声でとか。非常に勉強になりました。
池田:“つぶれかけてる一座”の昔の芸人さんの雰囲気というものを、最初みんななかなかどんな風に出していいのか判らないという感じだったのですが、毎日やるうちにどんどん身につけてその雰囲気を出していった。戦前の話なので、当然僕も篠井さんも大谷さんもみんなその時代を知らないのですが、僕らなりの想像力を駆使して「まあそういう雰囲気だろうなあ」というような、とてもいい感じになっていると思います。

Q:池田成志さんの演出はいかがでしたか?
篠井:ご本人も役者さんなので、役者の心理をよく分かっていらして、とてもわかりやすい。今度の作品(博覧會)はかなりの意欲作で、演出の力で見事に老若男女に観ていただける作品に仕上がっていると思います。
星野:初めて演出していただいたのですが、意外と厳しいなあというのが素直な感想です(笑)。でも裏表が全然ないので良ければ「いい」と言うし悪かったら素直に「悪い」と言ってくださるので私はすごく心地良かったです。(どんなところが厳しかったですか?)みんなに「台本読め」って良く言ってましたね(笑)。あと声を大きく出しなさい、と。大谷さんがパワフルで圧倒されがちだったので若い連中がんばれ、という感じでよく喝を入れられていました。
荒川:…迷いながらも、やはりいい方向に向いたんじゃないですかね。
(一同爆笑)
池田:偉そうだな(笑)なんで俺コイツにそんなこと言われなきゃならないんだ。

Q:今回、荒川さんは二枚目役という噂ですが?
荒川:自分自身では二枚目だとか気にしなません。自然に出てくるものなんで。(一同笑)
星野:頼り甲斐のある背中をいつも見せていただいて、ぬくもりを感じながらやらせていただいてます。
荒川:大きいですからね。背中あったかいと思います。

Q:星野さんは父親役の篠井さんについてはいかがでしたか?
星野:男性の動きと女性の動きを全部わかっていらっしゃるので、私にも細かいところまでアドバイスしていただいたりしました。色んな人のことを観てくださっていて、それがありがたいなあと思いました。
篠井:うるさいおばちゃんなだけ(笑)。ただ芝居が好きなので見ちゃうんです。今回、この二人(荒川さんと星野さん)のラブシーンがあるんですけど、すごく意外っていったら失礼だけど(笑)綺麗なんです。美しく清らかで切ないんですよ。ほんとうにステキなんです。あらためて共演の皆さんのファンになりました。それはすごく嬉しいことなんですよね。

Q:これからご覧になる方へのメッセージをお願いいたします。
池田:若い方もお年を召した方も男性も女性も、落語の人情話のように軽い気持ちで「ちょっといい話聞きに行こうかなあ」みたいな感じで観てもらえると、本当に楽しめると思うので、ぜひよろしくお願いします。
荒川:最近の難しい時代の中ね、人と人とが…(だんだん声が小さくなる)…まあ、楽しんで観に来てもらえたら嬉しいです(笑)。
星野:私自身あまり馴染みのない時代の話ですが、そんな私でもすごくステキなお話だなあ、もし私が出ていなくても観に行ってみたいなあと思うようなステキな作品なので、ぜひ観に来ていただけたら嬉しいです。
篠井:脚本の千葉雅子さんと池田成志さんと出演者の力で、演劇って本当に生の人たちがやってるのは素敵だな、楽しいなあ、面白かったわ、なんか胸を打たれたわー、と思えるものになっていると思います。今回は特に料金もお安めですし、皆さん、演劇もいいよ!ということで、ぜひ駆けつけてください!
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実際冒頭30分を観ましたが、登場人物が本当に個性的かつイキイキとしていて、目の前で展開される「古き良き時代」の物語に固唾を呑んで見入ってしまいました。
いいところで終わってしまったので、これから全編観て来たいと思います(笑)。

というわけで本日19時からプレビュー開幕!明日の初日と13日(火)はトークショーもあります!
当日券は開演の60分前から東京グローブ座正面(線路側)チケットボックスにて販売。今回はお得な当日学生券もご用意しますので、「お芝居観てみたいけどちょっと高い」と思っていた方はぜひぜひ、“初めてのお芝居”に選んでいただくのも良いかと思います。

くれぐれも間違って渋谷にこられませんように!
新大久保の東京グローブ座にてご来場をお待ちしております!

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「博覧會」稽古初日レポート

暖かくなったり寒くなったり雨が降ったり、落ち着かない天候の3月上旬。
都内某所にて東京グローブ座で4月に上演されます「博覧會」の稽古が始まりました。

稽古初日は顔合わせから。
あいにく篠井英介さんはスケジュールが合わず欠席となってしまいましたが、稽古場には荒川良々さん星野真里さん大谷亮介さん菅原永二さん池田成志さん千葉雅子さんが揃い、プロデューサーの紹介でひとりずつ挨拶をしてゆきます。
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スタッフまでご挨拶したところで、作家でご出演もされることが決まった千葉雅子さんからご挨拶が。
「成志さんと共同でこの作品を練り上げている。二人の間では着地点までがしっかり見えている」と頼もしいお言葉。
その後池田成志さんからも、「僕の好きな世界をヒントにして掬い上げて作ってゆきたい」というようなご挨拶がありました。
この作・演出の強力タッグ、面白いものが出来る予感がひしひしとします…!

その後、本読みが行われたそうですが、私が居られたのはそこまで。

博覧會」では、プロデューサーが稽古場でMOVIEを撮って送ってくれるとかくれないとか!?
レポートが届いたら、すぐにアップしてお目にかけたいと思いますので、どうぞお楽しみに!

博覧會」チケットは好評発売中です!
チケットぴあ、ローソンチケット、e+など各プレイガイドでお求めください!!

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