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「TERROR テロ」高校生モニターから感想が届きました

観客の皆さんが実際に投票し、その結果で判決が変わる異色の法廷劇「TERROR テロ」絶賛上演中です。本日1月18日マチネの結果はなんと1票差!連日僅差の結果が出ております。

そんな本作を15日に行われた公開ゲネプロでご覧になった高校生モニターの皆さんより、感想をいただきました。率直な感想の数々をどうぞご覧ください。そして、劇場でぜひ、あなたもこの裁判にご参加いただければと思います。

東京公演は1月28日(日)まで、紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて上演しております。また、2月には兵庫・名古屋・広島・福岡公演もございます。

公演情報→ http://www.parco-play.com/web/program/terror/


この度「テロ」を観劇し、まず今まで見たことのない劇のスタイルに大変驚き、劇の世界観にあっという間に引き込まれてしまいました。観客自らが投票するという点に関しては、自分があたかも劇の一員であるかのようで、より劇を楽しむことができました。
また、役者の方々の演技が上手なあまり、まるで本当の裁判所にいるような感覚を覚えました。
劇の内容は、法律や正義について考えさせられるものでした。非常に難しい主題でありながら、高校生にも理解できるストーリーでした。私自身は悩んだ挙句有罪に投票しましたが、結果は無罪となりました。判決文を聞き、果たして自分の考えは正しかったのか、未だに悩んでいます。非常に難しい問題ですが、私たちはこの究極の問いから逃げてはならないのだと感じました。
劇の内容、演出、役者、すべてにおいてとても素晴らしい作品でした。


まず、見に行く前に裁判が題材ということで、どう法廷を表現するのかなと気になっていました。被告や証人の証言を客席側を向かせてするだけで裁判の雰囲気を壊さず表現していて感服しました。役者がホリゾント幕の下から出てくるのにもかなり驚きました。演出の工夫が面白かった分、内容が少し聴いていて重いのが辛かったです。重い、といっても罪の有無や所在などではなく、実際の裁判宜しく役者1人が一回に喋る量が多い。脚本原作が海外の方なのでいまいち世界観にも入りにくく、舞台を見ているのが少ししんどくなりました。もちろん自分の理解力や想像力が欠如しているせいもあります。演技面では被害者の妻の証言での悲痛な叫びが深く印象に残っています。今回の観劇で学ぶことが多くありました。面白かったです。


今回の作品、私は事前情報無しに観劇しました。コッホが検察側から問い詰められ「私がどのように答えても嘘になります。」と言った時私は何かが心に刺さりました。こういう時私だったら綺麗事を言っていると思って、そこにいるコッホに一種の尊敬の気持ちが生まれその中で動いた色んな感情に感動を覚えました。


「TERROR テロ」は、登場人物のほとんどが難しい内容を話していて、観劇している側もかなり頭を使わなければならない作品でした。しかし、聞いているとストーリー全体がちゃんと繋がっていてとても考えさせられました。
セリフは1人の長ゼリフが多く、もし自分がこれを覚えなくてはならないとしたら、と考えると少し怖かったです。特に弁護士を演じていた方はとても長いセリフなのに、話している最中の抑揚がきちんとついていて聞き取り易かったです。他の方の話し方も観ていると自分にないものが多く発見でき、とても勉強になりました。自分が今度演技をする際に参考にさせていただきます。
舞台はテロを中心に進んでいく、題材がとても重いものだったので、観ている最中とても考えさせられました。有罪か無罪かどちらにしようかずっと考えながら観ていました。これは誰に聞いてもはっきりとは答えを出せず答えが割れてしまうような難しい議論でしたので、役者の方の役作りも大変そうだなと思いました。私もこのように人によって意見が分かれるような難しいテーマの作品を演じてみたいです。
観ていて創作意欲が湧いてきました。ありがとうございました。


有罪か無罪か。それを観客である私が決めなければならない。これはかなりのプレッシャーで、投票するその瞬間まで迷いがありました。私がすごく感じたのは、「人を裁く」ということは、本当に難しいということです。

裁判は物事の事実を裁いているように見えますが、わたしには弁護人と検察官の遊びのように見える時がありました。被告人をなんとしても無罪にするためにさまざまな文献やこじつけを使って陪審員に無実を訴える弁護人、原告を守るために根拠、事実を悲劇的に語り有罪を突きつける検察官。本来は「加害者と被害者」というシンプルな図式なはずが、なぜか「弁護士と検察官」という関係になっているように感じました。またそれを裁くのが今回は一般人で、それぞれこ考え方、知識等によって結果は全く変わってしまいます。果たして裁判とは誰のためにあるのか、当事者でないものが話を聞いただけで裁く権利があるのか…。深く考えさせられました。

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